UVアームカバー徹底比較!自分に合うアームカバーの選び方は?
こんにちは、WEB事業部の川上です。
梅雨も過ぎて、日差しが肌に刺さるような強さになりましたね。
私は大醐に入社してアームカバーを使用するようになり、一見暑そうに見えるアームカバーですが、日差しを遮るため着用した方が涼しく過ごせる、ということに気が付きました。
皆さんにも、猛暑が続く苦しい日本の夏を、少しでも快適にお過ごし頂けるよう、大醐で扱っているアームカバーの選び方をご紹介し、実際に1つずつ比較していこうと思います!
目次
大醐のアームカバー一覧
絹屋 冷感シルクシリーズ
絹屋の冷感シルクシリーズは、触れるとひんやりとする「冷感」に特化したアイテムです。
滑らかなシルク糸を、高密度で編みあげることで、シルクらしい光沢のある、ツルっとした生地ができました。シルク素材で冷感の商品は、世間でもとても珍しく、なかなか見つけることのできない、自慢の商品です。
Mateller 冷感アームカバー
「素材にこだわった商品を世の中に伝えていく」をモットーにしたブランド「Mateller」。
最もひんやりしやすいと言われる素材「ポリエチレン」をふんだんに使用し、ひんやり心地よい冷感アームカバーとなりました。またレーヨンやシルクを混ぜることで、肌触りの滑らかさにもこだわりました。
絹屋 シルクフィットアームカバー
シルク混率の高い、肌に優しいアームカバーです。
大醐のアームカバーの中で、筆者が一番肌触りが滑らかで気持ち良いと感じるアイテムです!
優しいフィット感があり、ダボっとしたものが苦手な方におすすめのアームカバーです。
絹屋 内側シルクアームカバー
シルクとレーヨンを使用し、柔らかな優しい着け心地にこだわったアームカバーです。
肌に触れる内側にシルク100%の糸が当たるように、こだわって設計された、肌に優しいアイテムです。
絹屋 内側シルク さらさらコットンアームカバーシリーズ
強撚という技術を用い、細くて丈夫なコットンの糸を使用することで、通気性抜群でシャリ感のある爽やかな着け心地のアームカバーができました。
肌に触れる内側にシルク100%の糸が触れるよう、工夫して設計されています。
ツートンカラーが可愛く、ファッションのポイントにも。絹屋の中で最も安価でお買い求めやすい商品です。
絹屋 内側シルク 指切りアームカバーシリーズ
指先だけ空いた手袋のようなアームカバーです。
指までしっかり紫外線対策をしたいけど、スマホを使用したり、手作業が多いという方におすすめ。
しっかりとした生地で紫外線カット率が非常に高く、紫外線対策上級者さんにおすすめのアイテムです。
絹屋 内側シルク さらさらコットン手袋シリーズ
強撚という技術を用い、細くて丈夫なコットンの糸を使用することで、通気性抜群でシャリ感のある爽やかな着け心地の手袋ができました。
唯一、指先まで紫外線カバーをしてくれるアイテムです。
肌に触れる内側にシルク100%の糸が触れるよう、工夫して設計されています。
アームカバーの選び方
では、実際にアームカバーを買う時には、どのように選べば良いのでしょうか?
アームカバーを選ぶ際に大切にすべき、4つのポイントをお教えします!
<アームカバーを選ぶ4つのポイント>
- 形
- UVカット率
- 涼しさ
- 素材・肌触り
比較①アームカバーの「形」で選ぶ
こちらの画像は、アームカバーの手元の形と、長さを表にしたものです。
大醐のアームカバーには、大きく分けて4種類の形があります。
- 指穴無し 筒状タイプ
- 親指穴ありタイプ
- 5本指 指先無しタイプ
- 5本指 指先ありタイプ
どの形がどのような人に合っているのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
指先無し 筒状タイプ
「指穴無し 筒状タイプ」は、指を入れる穴が無いので、上下の着け方の決まりが無く、好みの使い方ができるというメリットがあります。
「指穴無し 筒状タイプ」の冷感シルクシリーズは、上下の太さが異なります。二の腕の締め付けが気になる方は太い方を腕側にするとゆったりとご使用頂け、手の自由度を高くしたい方は太い方を手元にすると、様々な作業がしやすくなります。
また、指を引っかける穴が無いため、簡単に捲ったり伸ばしたり、長さや着ける位置の調整をすることができます。例えば、庭作業を行う方には、手元のアームカバーが邪魔にならないよう、腕だけに着けて頂くこともできます。
逆に、上下の向きがわかりづらいことや、指穴による引っ掛かりがないため、アームカバーがズレやすいといったデメリットがあります。
親指穴ありタイプ
「親指穴ありタイプ」は、「指穴無し 筒状タイプ」とよく似ていますが、親指を通すための穴が1つだけ空いています。
そのため、親指を引っかけることによってアームカバーがズレにくく、安定した着け心地です。着脱も非常に簡単なので、急いでいる時でも、サッと着けることが可能です。
親指を外すだけで、アームカバーを手元から手首まで下げて着けることもできます。例えば、手を洗う時だけアームカバーを手首まで下げる、といったこともできます。
指が全てアームカバーからはみ出ているので、指まで紫外線対策が必要な、指の脱毛を行っている方や、紫外線アレルギーの方には、カバー力が物足りないかもしれません。
5本指 指先無しタイプ
「5本指 指先無しタイプ」は、5本指に分かれた手袋のような形状ですが、指先だけ空いて外に出ているので、指のギリギリまで紫外線カバーをしつつも、スマホ操作などの直接触れる必要のある作業ができる、カバー力と利便性の両方を兼ね備えています。
カバー面が非常に大きく、また該当商品の「内側シルク 指切りアームカバー」のロングタイプは、特に長さも最も長いので、紫外線アレルギーの方など、紫外線対策が必須な方には大変おすすめの商品です。
デメリットとしては、「筒状タイプ」や「親指穴ありタイプ」のアームカバーに比べて、着脱の際に時間がかかってしまうことが挙げられます。
筆者は非常に面倒くさがりな性格なので、1本1本の指まで着脱が必要な指ありのタイプは向いていないかもしれません…。
5本指 指先ありタイプ
「5本指 指先ありタイプ」は、いわゆる手袋の形をしていて、腕から指先までしっかりとカバーしてくれます。
他のアームカバーとは異なり、指先が出ていないのでスマホ等は触れませんが、代わりにしっかりと紫外線からカバーしてくれます。
該当商品の「内側シルク さらさらコットン手袋」のロング丈は、「内側シルク 指切りアームカバー」のロング丈と同じく、最も長いので、紫外線アレルギーの方など、紫外線対策が必須な方には大変おすすめの商品です。
どの部分をカバーしたいか考えましょう!
以上のように、自分が「どのような作業を行う時に着用するのか?」「どの部分をカバーする必要があるのか?」を考えると、必要なアームカバーの形がわかります。
比較②「UVカット率」で選ぶ
こちらは、各アームカバーの最高UVカット率・最低UVカット率の数値と色を表にした画像です。
UVカット率は、商品の色や、生地の厚みによっても異なるので、高いUVカット率を求める場合は色の濃いものや、厚みのあるものを選んでいただく必要があります。
日焼け止めクリームを塗った上からアームカバーを着用する場合は、涼しさ重視で薄くて通気性の高いアームカバーを選んだり、お好きな色を選んで頂くのもおすすめです。
肌が弱く、日焼け止めクリームがご使用頂けない場合や、紫外線アレルギー等でできるだけしっかりと紫外線対策をしたい方には、なるべく厚みがあって色の濃い、UVカット率の高いものを選んで頂くのがおすすめです。
大醐のアームカバーの中では、「シルクフィットアームカバー」と「内側シルク 指切りアームカバー」が最もUVカット率の高い商品になります。
どちらも、紫外線を吸収する力に優れたシルクをふんだんに使用することで、UVカット率が高くなっています。
比較③「涼しさ」で選ぶ
夏に着けるアームカバーで最も気になることが、着用時の「涼しさ」ですよね。
もちろん、日焼け対策はしたいけど、汗をかいてベタベタしたり、通気性が悪くて暑いものは嫌だというのが正直なところ。
大醐では、そんな気持ちにお応えできるよう、触るとひんやりする「冷感」生地や、べた付きにくく爽やかな「通気性」にこだわったアームカバーも多く出しています。
こちらは、各アームカバーの「接触冷感」機能の有無と、「通気性」の高さを表にしたものです。
※「通気性」は、筆者が実際に着用して感じた「主観」による表となります。人により感じ方が異なる場合もございますので、予めご理解ください。
暑がりさんには「接触冷感」機能つきのアームカバーを、汗っかきさんには「通気性」の高いアームカバーをご使用頂くのがおすすめです。
しかし、「通気性」の高いアイテムは薄く、UVカット率も低くなりがちなので、肌の弱い方はご注意ください。
「冷感」に優れたアームカバー
絹屋 冷感シルクシリーズ
「絹屋 冷感シルク」シリーズは、その名の通り接触冷感機能にこだわって作られました。ひんやり感のみ比較すると、大醐のアームカバーの中で1番に感じます。
「冷感」と聞くと、某Uニクロのエアリズムのような、化学繊維で作られた生地を想像しますよね。
絹屋の冷感シルクシリーズは、天然繊維の「シルク95%」と、シルク高混率で、お肌にとても優しいにもかかわらず、触ったときにひんやりとする、接触冷感の認証をとっているとても珍しい生地なんです!
ただし、冷感シルクシリーズの生地は、滑らかで光沢のある糸を密度を高めて織ることで、艶のある冷感生地に仕上げているので、空気が通りにくく、通気性はあまり良くありません。
Mateller 冷感アームカバー
Matellerの冷感アームカバーは、「最もひんやりする繊維」と言われるポリエチレンをふんだんに使用し、着用した際のひんやり感にこだわって作られています。
こちらのアームカバーは通気性にも優れており、風通しが良いのでその分ひんやり感も持続しやすいんです。
筆者が実際に着用したところ、ひんやり感の「持続」の面では、こちらのアームカバーが最も優れているように感じました。長時間着けていても暑苦しくなく、快適に過ごすことができました。
絹屋 シルクフィットアームカバー
絹屋のシルクフィットアームカバーは、非常に滑らかなシルク生地を使用しています。
冷感シルクシリーズのようなツルっとした生地ではなく、しっとりと滑らかな生地感が、触れた時の接触冷感に繋がり、優しいひんやり感を感じられます。
多くのお客様から「ヒンヤリとして気持ち良い」というレビューを頂いており、人気の商品です。
通気性に優れたアームカバー
Mateller 冷感アームカバー
うっすらと透けるほどの薄さで、通気性抜群のアームカバーです。
通気性・吸湿性に優れたレーヨンを使用しているため、汗をかいてもべた付かず、爽やかな着け心地です。
また、腕に張り付かないダボっと感により、アームカバーの中に風が通りやすく、暑さも軽減されます。
絹屋 シルクフィットアームカバー
絹屋のシルクフィットアームカバーは、とても柔らかい糸で薄く編まれているので、UVカット率が高いにもかかわらず、通気性が良く快適に使用して頂けるアームカバーです。
絹屋 内側シルクアームカバー
細めの糸で、透けるほど薄く編みたてられた、通気性の非常に良いアームカバーです。
手元の口が広いため、風が入りやすく、また肌に触れにくく汗をかいてもべた付きにくいので爽やかな着け心地です。
絹屋 内側シルク さらさらコットンアームカバー・手袋
強撚コットンという非常に細く、シャリ感のある糸を編みあげたので、繊維の間から空気が通りやすく、非常に涼しいつくりのアームカバーです。
手を入れると透けるほど薄いため、紫外線を通す可能性があり、特に薄い色の商品はUVカット率も低めです。
同じ糸を使用していますが、生産する機械の違いにより、比較すると「手袋」よりも「アームカバー」の方が薄く、通気性が良いように感じます。
④「素材と肌触り」で選ぶ
最後に、衣類の中でとても大切にされるのが「触り心地」「素材」ですよね。
アームカバーは着用時間も長く、汗のかきやすい外出時にご使用頂くことが多いので、できるだけ不快感の少なく、汗を吸い取ってくれる素材のアイテムを選びたいところです。
↑の画像は、各アームカバーの「手触りの滑らかさ」(筆者の考える触り心地の良さ)と、「組成」を表にしたものです。
肌に優しい&吸湿・放湿性が抜群な「シルク」
様々な繊維の中でも、シルクは特に、人の肌に優しく、また吸湿・放湿性が高いと言われています。
シルクは動物性たんぱく質でできており、「第2の皮膚」と言われるほど人の肌に近い成分で、摩擦が起こりにくく肌にとても優しい天然繊維です。
またシルクは、下着によく使われるコットンの約1.3倍もの吸湿・放湿性があり、汗などの湿気を吸って外に放出し、ちょうど良い湿度を保ってくれます。乾燥肌にはほどよく保湿をしてくれるなど、調湿機能にとても優れた素材です。
肌の弱い方や汗をかきやすい方は、シルク混率の高いものや、肌に触れる内側にシルク100%の糸が当たるように設計された、「内側シルク」の商品を選んで頂くのがおすすめです。
人工シルク!?吸湿性・通気性に優れた夏にぴったりの「レーヨン」
人為的にシルクのような滑らかな肌触りに作られた再生繊維が、レーヨンという素材です。
レーヨンは非常に柔らかくしっとりとした滑らかな触り心地で、シルクと勘違いしてしまうほど気持ち良い素材です。
吸湿性・通気性に優れているので、身に着けると涼しく、汗をかいてもすぐに吸ってサラッと心地よい着用感の、夏にぴったりの素材です。
「Mateller 冷感アームカバー」と「絹屋 内側シルクアームカバー」にはレーヨンをふんだんに使用しているので、肌触りが良く、通気性も抜群のアームカバーとなっています。
こだわりのシャリ感を実現!夏に涼しい「強撚コットン」
絹屋の「さらさらコットン」シリーズで使用しているのが、「強撚コットン」という、綿の糸に強い撚りをかけることで、細く丈夫でシャリ感のある綿糸です。
非常に細い糸なので通気性が良く、また硬く麻のようなシャリ感のある強撚コットンは、夏に着用すると爽やかな着け心地で快適です。
もちろん、綿糸を使用しているので、綿の吸湿性や肌への優しさを兼ね備えており、様々な方にご使用頂きやすいアイテムです。
特に触り心地の良い、4つのアームカバー
絹屋 冷感シルクのアームカバー
冷感シルクシリーズは、滑らかなシルクを密度高く織ることにより、光沢のあるツルっとした生地となっています。
サテン生地にも近いようなツヤ感のある触り心地は、シルク好きにはたまりません!
Mateller 冷感アームカバー
Matellerの冷感アームカバーは、レーヨンにより非常に柔らかく滑らかな肌触りとなっています。
まるでシルク?と思わせるほどのしっとりとした触り心地は、ずっと着けていたくなるほど。
シルク混率は低いので、肌の弱い方には向きませんが、触り心地を重視する方には非常におすすめのアイテムです。
絹屋 シルクフィットアームカバー
シルク混率が非常に高く、シルクの中でも柔らかく滑らかな糸を使用しています。
筆者が思うには、絹屋のアームカバーの中で最も触り心地が柔らかくて気持ち良いアイテムです。
腕にフィットするように、絶妙な太さで、伸縮性を高くして作られているので、滑らかなシルクがずっと肌に触れている感覚がとても心地良いんです。
直営店「絹屋」の店頭でも、こちらのアームカバーを触って頂くと、「シルクってこんなに気持ちいいんですね」と言って頂けることが多く、着け心地には非常に自信のあるアイテムです!
絹屋 内側シルクアームカバー
シルク混率が高く、またシルクによく似た肌触りのレーヨンを混ぜて作られているので、とても滑らかで心地良いアームカバーです。
「これぞシルク!」という、しっとりとした触り心地を目指して、こだわって企画された商品です。
総合評価&筆者のおすすめアームカバー
以上、各アームカバーを4つの観点から比較してみました。
皆さん、ご自身にぴったり合うアームカバーは見つけられましたか?
こちらの比較を見ても、どれにしようか迷う…という方のために、筆者的アームカバー総合評価&おすすめアームカバーをご紹介します!
総合評価3位:絹屋 内側シルク 指切りアームカバー
何と言っても、抜群の「カバー力」と「UVカット率の高さ」が評価点を上げました。
また、シルク混率も「82%」と非常に高く、それだけでなく、肌に当たる内側がシルク100%となるように、工夫して設計されているんです。
「肌の弱い方が快適に外出できるように」という、絹屋のデザイナー達の優しい心が感じ取れる商品だと感じています。
大醐のアームカバーの中では売上1位で、お客様たちからも非常に人気の商品です!
総合評価2位:Mateller 冷感アームカバー
昨年の8月頃に発売したため、あまり知られていませんが…
「触り心地の滑らかさ」「通気性」「着脱の簡単さ」「冷感」などなど、様々な機能性を見るに、「着用時の快適さ」の面では、大醐のアームカバーでNo.1なのではないでしょうか?
大醐の一番人気ブランド「絹屋」の商品が多い中、新しいブランド「Mateller」も、こだわりを持ったアイテムを作っています!
この機会に、Matellerのアイテムを知って頂けると嬉しいです♪
総合評価1位:絹屋 シルクフィットアームカバー
「シルク混率の高さ(肌の優しさ)」「UVカット率の高さ」「肌触りの良さ」「冷感・通気性」どれをとっても、快適に着用して頂けるのがこちらのシルクフィットアームカバーです!
筆者が大醐に入社して、初めてこちらのアームカバーを触った時の感動は忘れられません。それくらい気持ちよくて大好きです。
昨年2023年の母の日に、筆者の母親にこちらのアームカバーをプレゼントしましたが、とても気に入ってくれて、1年経った今でも毎日使ってくれているそうです!
お値段は「3,630円(税込)」と、少し高価ですが、それだけの価値はあるかと思います。
敢えてデメリットを挙げるなら、長さが最も短いことが挙げられます。
人によっては、半袖を着ると腕が微妙に出てしまうので、腕全体をカバーしたい方には不向きかもしれません…。
夏に必須のアームカバー!
日差しがどんどん強くなっている近年、夏にはアームカバーが必須となっています。
是非、ご自身にぴったりのアームカバーを見つけて、日差しに負けない快適な夏をお過ごしください!
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