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こんにちは、Web事業部の葛尾です。
今回は、弊社の企業理念「すべての人に優しい物づくり」にも通じる、
とあるブランドについて、ご紹介いたします。

Unicks(ユニークス)は誰にでも優しいブランド

「Unicks」は、インクルーシブデザインの視点で作られたブランドです。
障害のある方や子どもも大人も、誰もが生きやすい社会を目指して、製品を作り続けています。

その手始めとして、どこからでも履ける「魔法の靴下」を展開しています。

Unicks設立、その始まりは

Unicksの靴下は、「認知症フレンドリーコミュニティ」さんとの共同開発で作られました。
介護者が履かせやすいのではなく認知症当事者さんが「自分で履ける」を少しだけサポートしてくれる靴下です。

実は私たちは「認知症フレンドリーコミュニティ」に所属するまで認知症当事者さんと関わる機会も少なく、認知症のことを詳しくは知りませんでした。
そのため、参加し始めた頃は、「当事者さんの為に靴下メーカーができることはないのでは?」と思っていました。

しかし、認知症は人によって様々な症状が出てきます。

実際に当事者さんとのコミュニケーションの中で困り事について聞くと、
その中に「空間の認知」「色覚の認知」が弱くなることで靴下がうまく履けない問題があると知りました。

靴下のかかとの向きがわからなかったり、履き口が見つけられなくて履けなかったり。
そんなちょっとしたことで外出の機会が減ってしまい、できることができなくなってしまいます。

とてももったいないことですし、靴下メーカーとしては驚きでした。
それはこの問題があまりに簡単だと思ったからです。

すぐにサンプル作成に取り掛かりました。
1stサンプル、2ndサンプル、3rdサンプル……そして出来上がったのがUnicksの靴下。

介護者が履かせやすいのではなく当事者さんが「自分で履ける」を少しだけサポートしてくれる靴下です。

Unicksへの思い

Unicksについて、弊社代表に直接インタビューしました。

実は、最初から靴下を作ろうと思っていたわけではないんです。

始まりは、「認知症フレンドリーコミュニティ」に、一般企業代表という形で初期メンバーとして参加しないかと声をかけていただき、ただのアパレル企業にできることはあるのだろうかと疑問に思いながらも参加しました。

あるとき、認知症の当事者の方と雑談をしていると「靴下が自分では履けないんですよ」と相談を受けました。「かかとの前後がわからないから、上手に履けずに恥ずかしくて外出の機会が減ってしまった」という声もあったりして。

当時は認知症のある人に、そんなお悩みがあることなんて全く知らなかったので驚きました。その後、どう困っているか実際に見せていただいたり、その2か月後には最初のサンプル作成し、実際に使ってみていただいたりして、当事者の生の声をきちんと聴きとることを徹底しました。

なので、元から「認知症のある人のための靴下を作るぞ!」と決めていたわけではなく、実際に当事者の方と関わるうちに、悩み事を聞いて、それにどうアプローチするか決めていったんです。その結果が、“誰でも履ける靴下”でした。

やはり、「自分で履ける」ことが一番大切だと考えています。

認知症フレンドリーコミュニティに所属してから、介護用品などについて調べてみると、「介護する側が楽になる商品は世の中に多くあるが、自分で出来るようになる商品はなかなか無い」ということに気づきました。

「自分で出来ること」を増やすことは、介護する側からすると、ともすれば手間を増やしてしまうことにもつながってしまうこともあるけれど、やはり全てを人にやってもらい続けることは、やる側もやってもらう側もしんどいこともあると感じています。

そうした中で、当事者参画型とも呼ばれる「自分で出来る」をサポートするために、どうしたらよいかを必ず考えるようにしています。

ズバリ“下着”に挑戦していきたいですね。ショーツやインナーといった、身体の大事な部分に直接触れる下着は、着せてもらうのではなく自分で身に着けたいという方も少なくないと考えています。

他には、靴下の種類も増やしていきたいと考えています。現状は、薄手の綿のものと、厚手のシルクパイルのものの2種類あります。そのうちのシルクパイルのものについては、少し高価で、初めての方には特に試しづらいという欠点があります。

そこで、シルクを入れずに綿やウールを使うことで価格を抑え、様々な厚さや肌触りの靴下が作れないか、現在開発中です!
もちろんUnicksの特徴である「伸縮性のよさ」「履き口の色」「かかとなし」の特徴を持った靴下で、オールシーズン、Unicksの靴下を履いてもらえるように試行錯誤しています。

地域の社会の様々な課題について、その町に住んでいるみんなが、自分事として引き付けて考えてほしいと思っています。
認知症の方の徘徊や、町にゴミが落ちていて汚くなっているなど、一見すると公的機関の人が対応することであって自分では関係ないと思ってしまいがちだけれど、その全てに自分とのなにかしらの関係や繋がりが必ずあるんです。
「自分事」の範囲を広げていくことで、様々な課題自分たちで解決していこうという意識に、少しずつでも変わっていってほしいと思います。

誰でも履ける“魔法の靴下”

Unicksの靴下は、認知症フレンドリーコミュニティさんとの共同開発で作られました。
介護者が履かせやすいのではなく認知症当事者さんが「自分で履ける」を少しだけサポートしてくれる靴下です。

そんな“魔法の靴下”には、履きやすくするための3つの工夫があります。

伸縮性が優れていること

ゴムがキツすぎる靴下は誰でも嫌ですよね。そこで、引っ張るときに力があまり要らないくらい、柔らかく伸縮するものを目指しました。

とってもよく伸びるので、するんと簡単に足を入れることができます。

履き口がわかりやすいこと

本体と履き口の色を切り変えることで履き口が見つけやすくなります。

色の見分けがつきづらい人や、上下がわかりにくい人でも、簡単に履き口がわかります。

かかとがないこと

かかとのない靴下なので、上下や左右の違いがありません。そのため、360°どんな風に履いてもうまく合います。

現在、Unicksでは2種類の靴下を販売しております。
しかし、これだけにとどまらず、様々な履き心地や季節に合わせた靴下を開発中でございます。
ぜひお楽しみに。

NHKさんに取材していただきました。

実は、過去にNHK「おはよう日本」という朝のニュースで、Unicksの靴下について取り上げていただいたことがありました。
様々な人にUnicksについて知ってもらえる機会となり感謝してもしきれません。

また、その際に応援のお声も多くいただきました。以下に、その一部を抜粋してご紹介いたします。

“NHKで見ました。 たくさん売れるといいですね。 どうぞこれからも作って下さい。”
“360度どの方向でも履けて、かかとが擦り減らないから永く使えそう”
“簡単に履けるなら、認知症だけでなく知的障がい者や目の不自由な人、めんどくさがりな人にも良いのでは?”

皆さまからいただいたご意見には全て目を通させていただいております。
ハッと気づかされるものも多く、今後の商品開発の参考や運営の励みになり、とてもありがたく、そして嬉しく思います。

これからも、商品開発や認知度アップへの取り組みなど様々なことに邁進し、「誰もが生きやすい、優しい社会」を目指します。

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